RASC活動ブログ

美杉リゾート大麦栽培グループを支援しています

地域戦略センターの受託事業「地域活性化プランスタートアップ事業」では、三重県下の農村地域団体「美杉リゾート大麦栽培グループ」の、遊休農地を活用した大麦生産とビールの製造・販売による地域雇用の創出を目指す取組に対して、ハンズオン支援という専門家の助言を得ながら地ビールの原材料となる大麦の試験栽培に着手することからはじめました。11月に種を購入し播いた大麦が芽を出し、すくすくと育っています。12月には麦踏みをし、今や写真(2016年1月7日撮影)のような長さに伸びています。美杉リゾート大麦栽培グループでは、美杉リゾート(津市美杉町八知)が生産する地ビール(「火の谷ビール」)の原料として使用するための大麦栽培に昨年から取組んでいるところで、収穫は2016年6月頃の見込み。

1994年にビールの最低醸造量の基準が緩和された結果、現在全国の地ビールメーカーの数は200以上ありますが、そのほとんどが大麦麦芽を輸入に頼っているのが現状です。同グループでは、ビール原料用の大麦栽培とそれを用いた醸造に取組むこととなり、ハンズオン支援により、大麦の種、栽培用資材を購入しました。これがうまくいけば、大麦の栽培面積の拡大および醸造指導などを通じて、農業をはじめとする地域産業の活性化にも寄与することができるとの期待も膨らんでいます。

http://ameblo.jp/misugimuranowa/

 

波瀬むらづくり協議会のHPに「はぜのクレソン」のページ追加を支援しました

波瀬むらづくり協議会」は、三重県の平成27年度地域活性化プランスタートアップ促進支援業務の支援団体です。RASCでは、三重県松阪農林事務所の担当者とともに、「はぜのクレソン」の知名度向上と販売促進などに寄与しうるwebサイト作りを支援しました。

平成27年11月末から、波瀬むらづくり協議会のウェブサイトにタブを加える形で「はぜのクレソン」のページができ、緑の風が吹くクレソンの里「波瀬」の紹介、レシピ、栽培と収穫、提供の時期が一覧できるカレンダーなどのほか、地元小学生(当時)が作り出したマスコットキャラクター「クレンちゃん」も掲載されています。そのページは、ダウンロードして印刷すればリーフレットとしても利用できるようになっています。スマホでもアクセスOK。

「はぜのクレソン」のページには、歴史ある景観と自然に包まれた松阪市飯高町波瀬に来てほしい、そこで育まれたクレソンを味わってほしい、との思いがあふれています。

波瀬むらづくり協議会の活動やクレソンを栽培、提供するレストラン「はぜの風」(北川京子さん経営)の活動は、マスメディアで様々な形で取り上げられ、広く全国から注文が入るようになっています。クレソンの収穫時期は10月から5月頃で、北川さんは、冬から春にかけてはおいしい時期なので、波瀬に来て【はぜのクレソン料理】を味わってほしいと語っています。

http://haze-muradukuri-kyogikai.jimdo.com/

 

 

地元産の米粉を使ったパン、「花咲パン工房」が開業(2015.11)

「花咲パン工房」は、三重大学地域戦略センターが三重県より受託する、「平成27年度地域活性化プラン・スタートアップ促進支援事業」の支援団体の一つです。

地元産の米による米粉のパンをつくり、販売することを目的に、熊野市内の7人の女性により組織された「花咲パン工房」は、10月10日、JA三重南紀が経営する「ほほえみかん」(熊野市有馬町)に開業しました。

メンバーが朝早くから作るパンは30数種類で、食パンだけでも6種類にのぼる。米粉パン特有の、もっちり、しっとりした食感が好評で、当初の目標を上回る売れ行きで、開店時には、食パン、デニッシュパン、菓子パンなどがいっぱいならび、その後、惣菜パン、フランスパンが出される。

お近くへお越しの際には、是非ご賞味を。(正月3が日を除き毎日営業)

 

 

食育絵本「おかげ犬タロのお伊勢まいり」の読み聞かせ活動が開始されました。

日時:2015年9月30日(水)10:30~11:30
場所:社福法人「わかすぎ保育園」(松阪市)

三重大学地域戦略センターと、JAグループ三重によって平成26年度に共同制作された食育絵本「おかげ犬タロのお伊勢まいり」を、平成27年度には紙芝居にし、県下の保育園・幼稚園での三重大学の学生による読み聞かせ活動が計画されました。

その第1回が、26年度中に絵本が無料配付された県下の公立私立の保育園・幼稚園の中から初めての依頼を受けることになった社福法人「わかすぎ保育園」(松阪市)にて、園児78名、職員10名の聴衆を得て実施されました。

三重大学教育学部4年生2名と2年生1名で紙芝居を使用しての読み聞かせと、学生発案による三重県の食材をクイズ形式で紹介する映像を使用して、園児たちの歓声の下、約1時間にわたり実施され、その様子は三重テレビの取材を受け、当日の三重テレビニュースで放映されました。

スタッフである三重大学職員3名とJA職員2名、そして読み聞かせ隊の三重大学学生3名は「おかげ犬タロ」がプリントされたおそろいのエプロンを着用して、はじめての読み聞かせ活動は順調なスタートとなりました。

なお、この企画では、園児の母親に事前・事後で、「絵本の読み聞かせ」によるお子様の意識・行動の変化に関するアンケートをとることにより、今後の食育活動に反映させることになっています。

「おかげ犬タロのお伊勢まいり」はYou Tubeで動画配信されています。下記をクリックしてご覧ください。

おかげ犬タロのお伊勢まいり

 

南伊勢町 平成27年度 集落等自立活性化推進事業

平成27年【イキさらプロジェクト】7月19日(日)~7月20日(月)の活動報告

三重県度会郡南伊勢町礫浦(さざらうら)でのこれまでと現在の活動について

(この事業は学生の活動を主体とし、担当大学職員と市町の職員の監督の下実施されています)

活動1年目は、学生5名で平成25年9月から開始され、話し合いの時代として聞き取り調査から10年後の礫浦の将来像を描くためのキャッチフレーズ「みんな元気でイキイキさざら」略して「イキさら」の誕生までを支援した。

2年目は、学生3名(2名卒業のため)でこれまで話し合ったことを実行に移してゆく時代として、ウォークラリーや餅つき大会などの開催(小さい子から高齢の人まで楽しめる行事として)と団結力を高めてもらえるようにメンバーおそろいの「イキさら」ワッペンのプレゼント等を実施した。

そして、3年目の本年度は、同じ3名の学生は7月19日の地域恒例の夏祭りに「イキさら実行委員会」(学生3名と礫浦住民18名)のメンバーでおそろいのTシャツ(礫浦住民「イキさら」メンバー自主作成)を着用して主体的に参加することになった。メンバーで提案された高校生による出し物(スイカの早食い競争、ラムネの早飲み競争、「イキさら」に関するクイズ)は子供たちには大好評だった。また、翌日の7月20日には、午前5時~午前6時までの早朝に釣堀客へのインタビューによるアンケート調査で来訪者の声をきく(出身地、宿泊か日帰りか、リピーターか、なぜ礫浦なのか、爆弾おにぎりについてどう思うか、どんなものがあったらうれしいか等)ことが実施された。この夏祭りでは、3名の学生が、三重マグロのマグロ鮨料理から会場設営、かたつけまでを「イキさら」メンバーとして地域の方々と共に行ったことから、よかった点、反省点、そして今後の課題の抽出など、今回の活動はとどこおりなく進められ終了した。

※本年度の3年目は、学生からイキさらメンバーへの引き継ぎの時代です。学生がいなくなっても、集落みんなで交流する機会を持って行けるような移行期間です。あわせて、役場と大学の密接な連携により、一歩踏み込んだ活動まで持っていけるように企画中です。礫浦担当の3名の学生は皆さん三重大学人文学部法律経済の4年生ですが、就活の合間を縫ってこれまでの活動の集大成となるべく取り組んでいます。

学生たちのこれまでの活動の詳細は「イキさらプロジェクト!」下記のfacebook(学生作成)をご覧ください。

https://ja-jp.facebook.com/ikisara

 

【桑名力探検隊】活動報告

桑名市人口ビジョン及び桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定業務

【桑名力探検隊】活動実施日 2015年7月5日(日)

桑名市の海外友好都市提携におけるスタートアップイベントとして「桑名力探検隊」の企画が立ち上がり、三重大学留学生を対象にメール(留学生支援室協力)、及び募集チラシ、学内説明会を利用して
【桑名市の国際化、インバウンドの増加をめざし、世界へ桑名市の魅力を発信していくことを目的に「桑名力探検隊」を結成しました。 桑名市の観光スポットを巡り、外国人の目で「桑名でしか見ることができないもの」、「日本人には分からない魅力」を見つけ出し、その魅力を Facebook に掲載して世界へ広めていきましょう。 探検隊員の活動は「外国人にやさしいまち」及び「グローバルなまちづくり」に貢献し、海外パートナー都市提携に一歩近づくきっかけになるに違いありません。 みなさん、楽しく桑名市を探検しましょう。】
以上の内容で呼びかけた結果、

三重大学全留学生30か国・地域 312名(女性175名、男性137名)のうち、
15か国・地域 82名(女性49名、男性33名)の応募があり、
自由に下記のAとBの2つのコースから選んでもらったところ、ほぼ半々に分かれてコース分けが決定された。
当日の参加者内訳は
前日までに1名帰国、当日に7名のキャンセルがあり、最終的な参加者は13か国・地域 74名となったが、コース別では、
Aコース36名(女性20名、男性16名)
Bコース38名(女性26名、男性12名)
サポートスタッフは、三重大学地域戦略センター11名(学生5名)と桑名市職員10名で、
AコースとBコースに分かれて留学生を引率した。

桑名力探検隊のコース
桑名市職員と三重大学地域戦略センタースタッフによって、下記のAコースとBコースに設定された。
参加費は無料(桑名市とナガシマリゾートの全面的バックアップ)、
所要時間は、バス・電車移動、町中、山中の徒歩等を含めて、どちらも8:30~20:30となった。

Aコース:桑名市の文化財・文化・伝統・郷土料理(箱寿司入り弁当)とレジャー施設体験

三重大学 →バス→ 六華苑 ( 旧諸戸清六邸洋館ジョサイア・コンドル設計と和館見学・連鶴折り体験 ) →七里

の渡し跡 ( 蟠龍櫓・吉之丸コミュニティーパークで昼食) →九華公園(桑名城跡・本多忠勝像見学) →春日神社

(拝礼体験) → 石取会館 ( 漆仕上げ祭車見学 ) → 寺町通り商店街→バス移動中アイスまんじゅう試食→ナガ

シマリゾート(無料 パス配布)→ ジャズドリームナガシマ(クーポン券配布)→フィナーレ→バス→三重大学

 

Bコース:桑名市の自然・文化・伝統・郷土料理(箱寿司入り弁当)とレジャー施設体験

三重大学 →バス→ 桑名駅(養老鉄道乗車)→多度駅→大黒屋(280年前創業時は茶屋・旅籠)旅の資料館・日本庭園

見学→手作り豆 西大黒屋 →丸繁和菓子博物館・はじき猿博物館 → 山道徒歩20分→多度峡「みそぎ滝」見学・昼食

(渓流で水切石投げ体験)山道徒歩20分→多度大社→バス移動中アイスまんじゅう試食→輪中の郷(海苔作り体験)→

バス→ナガシマリゾート(無料パス配布)→ジャズドリームナガシマ(クーポン券配布)→フィナーレ→バス→三重大学

実施された2015年7月5日(日)は、大型バス2台にAコース・Bコースが分乗してツアーが開始された。三重大学を出発した午前8時30分ころに降っていた雨は、桑名市に到着すると上がっており、曇り空の下、傘を使用することもなく、フィナーレの会場ナガシマリゾートメインゲートでの桑名市長とナガシマリゾート社長の挨拶、参加者へのインタビュー、そして全員の記念写真を撮り終えた後、散会する午後19時30分ころに降出すという奇跡的な天候の一日だった。参加した留学生の声は、ツアー中及び後日からFacebookに投稿され、翌日にはAコース17人、Bコース18人の投稿が確認された。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009468679578

https://www.facebook.com/groups/672283346236083/?pnref=lhc

The finale of Kuwana ryoku expedition

「伝えよう 桑名の魅力 海外へ」

のスローガンの書かれた横断幕を掲げ、桑名市長とナガシマリゾート社長を囲んで、留学生、関係者スタッフ全員でイベントのフィナーレとしての記念撮影が行われた。

※以下に、三重大学学生スタッフ5名のうち2名から寄せられた感想を紹介します。

中心市街地活性化タスクフォース 第4回全体会議

平成27年2月19日(木)、津センターパレス2階公民館ホールにおいて、「津市を元気に! チャレンジプロジェクト(中心市街地活性化タスクフォース)第4回全体会議 中心市街地活性化企画 最終報告会」が開催された。

【日時・場所】
2015年2月19日(木)18:30~21:00
津センターパレス2階 公民館ホール

【参加者】
一般参加者:30名
スタッフ:8名
津市職員:3名
前葉泰幸津市長
西村訓弘三重大学地域戦略センター センター長

【事業概要と経緯説明】
 「津市を元気に!チャレンジプロジェクト中心市街地活性化タスクフォース」は津市を元気にしたいという思いをもつ仲間と共に、何をすればまちがもっと元気に住みやすくなるのかを話し合い、企画し、参加メンバー自身が実践をすることで、自分たちのまちをよりよくしていくことを目標としている。
 本日のプログラムは昨年7月から活動している3チームと、昨年度から継続的に活動している2チームの今年度の成果報告を行うもの。
 このプロジェクトは今年で3年目。1年目では中心市街地活性化オープンディスカッションを行い、様々な立場の人々が意見やアイディアを出し合って意見交換し、提言書を津市長に提出した。
 2年目では、提言書を実行する実働部隊として、有志らで4グループを編成した。成果としては、大門商店街内に親子のためのコミュニティスペース「大門いこにこ広場」の立ち上げや、学生による津市の情報誌などの企画。
 今年度は7月14日に準備会を開催し、コミュニティづくりと津市の魅力をテーマに新たに3チームを編成。
「津ぅリズム」(津市の魅力を引き出すチーム①)
「大門☆夢かなえ隊」(津市の魅力を引き出すチーム②)
「ツゥのサロン」コミュニティづくりチーム
以上の3つのチームで活動中。

今回は、今年度の締めくくりとして、前葉津市長と西村三重大学地域戦略センター長の臨席のもと、各チームの活動状況と今後の活動予定の報告を行い、意見交換が行われた。

まずは前葉津市長から、激励の挨拶があり
「このタスクフォースの取り組みはオープンディスカッションから始まりここまで来た。議論するだけではなく、実現して行くという事業である。これからも一緒に汗を流して行きたい」
その後、各チームから以下のように発表があった。

《「津ぅリズム」(津市の魅力を引き出すチーム①)》
○発表概要
企画名は「津がつながる 津ぅリズム」。目指すものは、津の各地域のことを知る機会、発信する機会、そしてつながる・ネットワークを作る機会を作るということ。メンバーは実際に2月11日に香良洲地区を訪問し、現地に行ってみないとわからないこと・得るものがたくさんあったので、こういった地域の魅力を発信する拠点の必要性を感じた。例えば「香良洲テラス」のようなものを中心市街地に作り、同じエリアに他の各地域のテラスも作り、それぞれの地域の情報交換ができる場を作っていくことを検討していくなど。今後の計画としては、津市全10地域の中から美杉地区や津観音地区を起点に実施するが、その後他の地区へも順番に地域訪問プランを検討している。
《「大門☆夢かなえ隊」(津市の魅力を引き出すチーム②)》
○発表概要
企画名は「大門再生伝説」。大門に来る人の気持ちを「再生」、大門を昔みなが憧れていたような商店街に「再生」させることを目指している。まずは昭和乙女(メンバー造語:昭和時代を乙女として楽しんだ世代のこと)をターゲットとしてイベントを開催するため準備を進めている。1月19日に模擬メイク体験会を開き、アンケートも行い、参加者は少なかったが、好評であった。2月23日に「昭和乙女のおめかしさんぽ」を実施する。キャンセル待ちが11名いるほど反響があったので二度目も開催したい。今後の計画としては、大門にボーダーレスな居場所づくりをしたいと考えており、様々な年代の方が集うことで、孤独を感じるひとを減らすことができれば良い。商店街のお店も巻き込んで行きたい。

《「ツゥのサロン」(コミュニティづくりチーム)》
○発表概要
企画名は「つながる・ひろがる ツゥのサロン」。地域でつながるまちをめざし、商店街関係者だけでなく様々なひとが商店街のイベントや運営に関わることのできる仕組みづくりを目指し活動した。今年度は津新町をフィールドにイベントを実施しサロンを開催した。サロンとは自由な立場で色々な方々が集まり、まちづくりについて意見交換を行える対話の場である。コミュニティの軸として商店街を機能させたい。来年度以降は、商店街同士はもちろん、地域の全ての人々が気軽に参加できる『対話による協働のまちづくり』「オールピープルサロン」を定期的に開催する予定で、今後は様々な地域で開催して行きたいと考えている。

《伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー》昨年度よりの継続企画
○発表概要
観光客の誘致を目的に、2回にわたり「津アー」を実施し、78名の参加があった。マスコミ数社にも取り上げられた。アンケートの結果をふまえ、マスコミや観光業者を対象としたモニタツアーも検討している。ボランティアガイドによる街歩きや津観音訪問の感想は大変良かったが、肝心の松阪牛の食事の評価はいまいちであった。現在改良の検討中。他の地域の観光もコースに入れることを考えていきたい。

《津学生情報室 TGJ》昨年度よりの継続企画
○発表概要
現在、コアメンバー4名で活動中。実動部隊のメンバー募集を行い、構想を練り、取材や原稿執筆を行い進めてきた。これまででおよそ1,000冊を販売した。現在は次号発行のため、レイアウト案決めを行っている。また、4月から新規メンバーの募集を行って行く。来年度は今年度よりも早い時期から取材などを進めて行く予定で、自分たちでデザインを考えることを検討中。今後の展開として、「Loupe」を活用したまちあるきの実施を考えている。また、津市で行われるイベントへ参加し、レポートもして行きたい。インターネットを活用した情報発信及び、他の大学との連携も来年度は積極的に進めて行きたいと計画している。

上記のような発表を受け、前葉津市長からは以下のような講評があった。

■市長講評/今後の中心市街地活性化の取り組みについて
 中心市街地活性化にかかわる年齢層に注目しており、学生が目を向けてくれるのではないかと期待している中で、「Loupe」が出来た。
 商店街の方だけでまちづくりを考えていくのは難しい。売り手や住んでいる人だけで考えてはいけない。サロンもそうだが、様々な立場の方が関わりこの取り組みが進んできたことは実績である。
 特定の目的のために一定の予算を用意して、みなさんと協働するかたちで、進めて行きたい。目的に叶うところになるように地域戦略センターにアレンジメントしてもらいながら、継続的に行政として支援して行きたい。
 現在は、実際に実行してみて改善の余地ありという試行錯誤の段階である。今後もっと時間を使ってもらって、のびのびとこの流れで議論をし、汗を流してもらえれば。
 行政も巻き込んでもらえれば良いと考える。行政は予算を用意するだけではいけないので、一緒に進めて行きたい。

全体会の後半からは以下のように西村地域戦略センター長による進行で意見交換が行われた。

■【西村地域戦略センター長】
この取り組みに参加する学生たちが増えてきた。まちづくりに関わって行きたいと感じる若者が増えてきたということ。まちが落ち込みきっているので、ゼロから作り上げる醍醐味がある。津市の商店街がだめだというのはある一つの見方であり、インフラは整っているので新しいものが作りだせる絶好の機会だという考え方も出来る。これからやっていきたいことで課題などはあるか?

→【津ぅリズム:学生】企画を実行に移す上でどのようにしたら相互交流が促進出来るのかが難しい。また、ツアーを実施する上で交通手段の面に難しい所があるので、どうやって繋いでいけば良いのかなど。
→【西村地域戦略センター長】
解き方はいくらでもある。例えば乗り合いのための情報ネットワークづくりやバスの運行など。今年度とは異なり、来年度は年に1~2度活動報告会(各自の取り組み自慢大会)を開催しようと考えている。そこで情報交換し、協力し合えるようなことができれば良い。

■【ツゥのサロンメンバー】
津市長の話にもあったが、津市の職員がいやいやではなく積極的に参加してほしい。また、「昭和乙女のおめかしさんぽ」のタイトルがとても良い。魅力を感じる。

■【西村地域戦略センター長】
「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」実施の際に、都ホテルが思いもよらない感想を参加者からもらって反省している。そういった感想が得られたことをホテルはとてもよろこんでいる。

■【津ぅリズムメンバー】
津ぅリズムのチームで香良洲に行った。正直地域の魅力などに全く期待していなかったが、とても充実した一日となり、翌日でも余韻に浸っていたほど。テラスを中心市街地に持って来られたら良いと話していたが、香良洲の人も中心市街地で物を売りたい、情報発信したいという気持ちがあった。行ってみてわかることがある。
→【西村地域戦略センター長】
やってみて気づくこと、ということが大切。自信になってくる。当初は津市を外の人に知ってもらうことを意識していたところもあったが、もうひとつ、意外と津市の人が津市の中を知らないということもわかってきた。地域内を繋げることはすごい効果を生む可能性がある。例えば、鳥羽市では、地域で獲れる魚はほとんど鳥羽で買えず、中央(都市圏)で売っている。中央での値下がりのあとでもそのまま習慣として販売ルートが変わらず、地域で買う方法がない。なので、鳥羽市では鳥羽マルシェを作った。住んでいる街を自分たちが一番知らないというのが今なのかもしれない。まちのなかを繋げることは意義がある。こういうことを続けていく場が必要。そういう意味で、大門再生伝説のチームの企画は印象的だった。1ヶ月にわたってメニューを組んで行って、場を作って、気楽にいつでも使える場を持つのは重要。津新町にも飛び火させないか? 3月は、街の駅だいもん、4月は津新町、など各商店街持ち回りで開催できたら良い。こういった情報をTGJが発信するなど、チームごとで連携して取り組んでいくとなお良い。繋がるには点が必要。点となる人々は点としてのアイデンティティを持たなければならない。そのアイデンティティを持った点を繋げていければ。

■【鈴鹿市教員】
ネットで情報を得て参加した。キャリア教育をしていきたいと考えて悩んでいて、この会に参加した。こどもたちに住んでいる地域のことを知ってもらうことが大切だと感じた。外に行ってもまた鈴鹿に戻ってきて活躍してほしい。学校にもこのタスクフォースの取り組みを伝えたい。
→【西村地域戦略センター長】
世代間の繋がりがなくなってきている。各世代がお互いを知らなかったからこそあった断絶が、知ることでなくなる。「このまちを繋ぎ直すんだ」と地域のみなが感じることが出来れば。例えば、生徒さんを連れてこういった活動に参加してもらえれば。みなさんで今後の在り方でご意見などあれば反映させたいと考えている。

■【商店街関係者(大門)】
伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー企画メンバー代表と、大門☆夢かなえ隊代表が大門商店街の総会に来て取り組みの紹介をしてくれた。その後で商店街の人間で話していたのだが、中の自分たちがもっとがんばらなければいけないという話になった。この取り組みに参加している大門の人は少ない。「がんばる商店街応援隊」という、申し込むとボランティアの方が手伝いに来てくれる事業があったが、商店街では人手不足になりがちなので、商店街の人と外の人とが相携えて取り組んで行くことができたら嬉しい。
→【西村地域戦略センター長】
アンテナショップやサロンを開催するときには商店街の人も巻き込んで行くべき。商店街の人に出てきてもらうにはどうしたら良いのか考えて行かなければならない。ツアーのアンケートで、買い物したいと回答した人が8割だった。知れば買いたくなるものが商店街にはある。「Loupe」ができたことで多少とも商店街を訪れる人が増えたと思う。今後はこのような実績を持って商店街の人と交流できることができる。商店街という現場に入って行く時期に来た。現場に入ることをどう感じたか?
→【ツゥのサロンメンバー】
商店街の方と一緒に取り組んで行くときにはじめにしたことは思いを重ねるということだった。こちらから心を開いて思いを寄せるという手法で行った。そのことによって、部外者であった私たちに対して心を開いて話してくれるようになった。年齢は関係なく、対等な立場で相手を尊重して、今あるものをどう利用するのか考えて行くことが良いだろう。みなで学びながら進めていければ。来年度以降は全体会議のようなものが2回程度になるかもしれないということなので、情報の共有が必要となってくる。津市に協力いただいてインターネットなどの掲示板として未来を語る場をつくりたい。この場にいない人も参加できるような形にして間口を広げて、そこから今まで興味の無かったかたも参加できるようなことになれば、横のつながりをもっと強化できるだろう。誰でもいつでもアクセスできる大きな間口が必要。

→【西村地域戦略センター長】
2層でやっていったらどうか。クラウド的に話し合う場をネット上におき、いつでもアクセスできるようにすることで横を繋ぐこともそうだが、実際に現場で動いている人を繋ぐことも大切。そのためのコーディネータ2名による連携を来年度は予定している。その2名をまとめあげていく役割として地域戦略センターを位置づけた体制を検討している。
新しい人たちを、まちの中で自分たちで生み出し、まちを再生さなければならない。商店主がつくる次の商店主のような取り組みをサロンの延長線上でやってほしい。

■【西村地域戦略センター長】
・この事業でオープンディスカッションを実施したが、思いをさらけだすという大きな意味があった。典型的だったのは久居でのオープンディスカッションで、ポルタ久居どうするんだと睨みつけた参加者がいたのに対し、若者が利用法について希望を語り、婦人方は若者たちの声の方がおもしろいわと反応した。声の大きい人たちだけで動いていたから行き詰まっていたところがあったが、そこにみんなの声を入れて総合和でそこからもう一度作ることができる。新しいものができる時期に来た。疲弊して底を打ったら、違う角度で上がっていくのでそこからは新しいものが作れる時期に来た。しがらみとかもわかってきて、そこから動いてきたものが「大門いこにこ広場」や「TGJ」だった。本音で話し、ぶつけ合うことが実現できた。
・タスクフォースでも昨年度は具体的には行動にはあまり移せなかったが、今年度は実際にやってみて、自分たちの体感として得て、底を打ってからの登り方、登る方向性が見えてきた。今後は、山の部分で坂を登ってほしい。サロンとしてまちの中に入り込んで、市民として核を作って動かし始め、様々なチームがそれぞれの思いで活動し、チームが繋がり、まちの中でムーブメントになって登っていく。こうして、この時代に対しての登り方をやっていったら良いのではないかと考えている。

■【商店街関係者(大門)】
我々も次世代のメンバーを12名ほど集めている。これからまちを背負っていく若者を集めるのにすごく苦労している。商店主の息子たちは外に行ってしまう。中々若い人を商店街で捕まえるのは難しい。現在は店売りが弱いのでよそでお金を得て来ている傾向が強い。ある方から大門でスペースを借りたいと言われた。近々、月に7,500円くらいの家賃で、街の駅だいもんの入り口のガラス張りの部分の貸し出しを告知していく予定。
→【西村地域戦略センター長】
非常に良い話で、店舗を借りたいという若者に貸していくべきだと思う。そして無料ではだめで、商売なのでそこは多少でもお金を取り厳しくやっていくべきである。自分は商店街で商店主を作る塾を開催しようと考えている。また、ゆるやかなトライアルの出来る場を作るような企画を考える大門☆夢かなえ隊のようなメンバーや、本気で商売したい人など、様々な人が様々な商店街で場を持てるように、活動を支えて行くことも大切。ある面で優しく、ある面で厳しくしていくのが良いだろう。そういうものも来年度取り組んでいきたいと思うが、商店街としてどう思うか?
→【商店街関係者(津新町)】
自分たちの考えだけではできなかった。サロンチームの方が集まっていただいて、ぶっちゃけて言う話、ダメメンができたのは飲んだ勢いもあり、やってみようかという話になった。今後は地域の自治会の方も参加していただいて、何らかの参加意識を作ってもらいたい。また、住んでいる場所は違っても日中店があるこの新町の防災についても今後強化して行きたい。新町では飲み屋は増えているが、物販の店舗はすくない。そういった意味でこれからだと考えており、若い人の意見も今後取り入れて行きたいと考えている。

■【津ぅリズムメンバー】
津ぅリズムチームの話だが、繋がるということで、他のチームの人も参加してほしい。これから他の地域も見に行こうと考えており、地域戦略センターの事務局から案内してもらってつながりを作ってもらえたら嬉しい。
→【TGJ津学生情報室メンバー】
津ぅリズムの話を聞いて、今の話が出る前からメンバー以外も参加出来る機会があればぜひ参加したいと考えていた。今「Loupe」で取り上げているのは大学付近だが、広い意味でとらえた津を知りたいのでぜひそういう機会があれば応募したい。タスクフォースに来るのが私だけで、周りのメンバーとみなさんとの繋がりが出来ていない。津市で活動しているなら津市の人たちと繋がる機会がほしいので、今後一緒に取り組んでいきたい。

■【津ぅリズムメンバー】
現在チームごとで情報発信しているが、今後は全ての人に連絡が行くように参加者の連絡先をオープンにしないか。また、本日初めて参加した方もぜひ連絡先を受付に残して行っていただきたい。津市の職員の方もぜひ。

全体会の最後に、西村地域戦略センター長より、以下のように総括の言葉があった。
自分たちで行動するというかすかな動きを作ったのが今回のタスクフォースである。手ごたえを感じ始めて、色々なことがわかり、自信が出来てきた。巻き込まれてゆくというのは、まちの人の責任でもある。自分たちが自分たちのまちをどうしていくのか考えて活動していく。この一歩一歩の集合和がこのまちの良さになる。学生の立場から商店街に関われるくらい壁がなくなってきており、この好条件を使うか使わないかが市民の判断にかかっている。一歩目として動くタスクフォースという塊が今回出来たと考えている。確実に階段を上っていくようにみなで上がって行って、その渦の中に知らず知らず人が集まってきて、巻き込まれて、美杉だとか他の地域でサロンが出来たりして、そこでは中学生や行政など様々な立場の人が参加しているということがこれから起こって行けば意義がある。来年度はそんなことをしていきたい。

以上

中心市街地活性化タスクフォース 第3回全体会議

12月4日、津市センターパレス中央公民館ホールにおいて、津市を元気に!チャレンジプロジェクト(中心市街地活性化タスクフォース)第3回全体会議が開催されました。

今回はゲスト講師として、せいわの里まめやの北川静子氏をお迎えして開催し、事業概要と経緯の説明の後、講演を行っていただきました。

講演ではどのように運営されているかはもちろん、使われている食器が持ち寄りであること、ざぶとんは地域のおばあさんが昔嫁入りの際に持ってきた着物をほどいて作り、盆やざるなどはおじいさんの手作りであることをお話されました。また、足元にはたくさんのお宝が眠っていること、地域のお年よりは知恵袋で金の卵であるということもお話されました。

つづいて、各チームの中間報告があり、それに対してゲストの北川様、前葉泰幸津市長からもアドバイスをいただきながら、西村訓弘が三重大学地域戦略センター長にファシリテートを行っていただく形で行われました。

 

《津ぅリズムチーム(津市の魅力を引き出すチーム①)》

○発表概要

企画名は「津がつながるツアー 津ぅリズム」。目指すものは、津のことを知る機会、発信する機会、そしてつながるネットワークを作る機会を作るということ。それで「津がつながるツアー」という企画名になった。

ツアー参加者の対象は津の事を知りたい人で、少人数を想定している。津検定受験者、ガイド会の方、学校の先生、津に住んで間もない人などに声をかけて行きたい。

内容は研修的な要素を持った「能動的に学ぶツアー」である。

エリアの選定については、美里、久居、香良洲を候補として検討している。

 

○質問・意見

・それぞれの個性を活かして、点としてそこを結ぶイメージにしたらよいのではないか。地域資源を深く掘り下げることは大切である。

→ひとつの地域を深めていくことが目的ではなく、津市の地域ごとを同じテーマ繋いでいけたらよいと考えている。

・何をもって地域の魅力とするか。地域の魅力をツアーの企画者が決め込んでないか。地域の人たちと、何が地域の魅力かを一緒に考える必要があるのではないか。魅力の定義づけを勝手に行うと、見えるものまで見えなくなってしまう。まずは一ヶ所で掘り下げてやってみるのはどうか。

→どこの地域を活性化するということがメインテーマではなく、地域ごとを繋げて津市の中心市街地を活性化するということがテーマである。

・地域の人に迷惑をかけてはいけない。今の話だと少し一方的に聞こえてしまう。やわらかい姿勢で地域に入っていくことが大切。そのためにも1つの地域から始めるという北川さんの意見に賛成する。

 

《大門☆夢かなえ隊(津市の魅力を引き出すチーム②)》

○発表概要

企画名は「大門再生伝説」。人が若返る、物が復活する商店街を目指し、その第一歩として、大門商店街に女性高齢者向けのメイクとおしゃれを楽しんでもらえる場所をつくり、いきいきと輝いてもらうことで賑わいを創出する。

目指す将来像は「大門に来ると再生できるという伝説になる」ということ。大門を今以上に美があるまちにという意味で、「大門存美い族作戦」と、平日の昼間に散策・飲食・買い物をする人を増やすという意味で、「昼間族増員作戦」という作戦名を考えた。

ターゲットは高齢者の女性の方で、おしゃれの後の交流の場として大門商店街を活用する。その際には復刻メニューを目玉にしたい。

商店街アンバサダーを育成していきたい。ただ歩くだけではつまらないので、面白い情報を伝えていきたい。

 

○質問・意見

・目的が良く分からなかった。商店街の活性化?集客・売上げ?

→土日はイベントがあるが平日は寂しい。日常的に高齢者の方に遊びに来てほしい。

・商店街の集客をしたいのか、売上げを伸ばしたいのかが知りたかった。商店は日常じゃないと集客にならない。メイクを受け入れられる高齢者の方は一部だと考えている。他のエリアの人が商店街で何かする、例えば美杉の人が売りに来る様な。そういうことで高齢者の方のしていることで売上げが上がったり、交流したりしたほうが、いきいきにつながるような気がする。大門や伊勢の新道商店街は高級な商店街というイメージがあり、駐車場もお金を払ってでも行くようなところだった。車で来る人たちのほうが停めやすいというのが集客に必要だと思う。

・今の時代、商店街に行かないと手に入らないなど、付加価値が重要。各地域から野菜などを仕入れて、各商店で少しずつ置いて売るなども面白いかも。大門にしかないものを仕入れたらよい。きらびやかな場所が中心市街地でいい、これが今の時代の中心市街地なんだという。メイクもいいが、イベントにしてしまうともったいない。郊外大型店舗などの均一化しているものから取り残された人たちのニーズを拾い上げて商店街活性化に活かしていければ。

・観音さんを忘れている。大門と言えば津観音。ターゲットが中高年だからますます大切になってくるだろう。

→メイクをしてもらった後には観音さんにお参りする予定。

・何を目的とするかをもっとクリアにしていくと意義が出てくる。やってみて感じ取ることを大切に、どうやったら定着していけるのか考えてみるといい。良いこと悪いことを洗いざらい出して、その上でやっていけるのか考えていくといい。

 

《ツゥのサロン(コミュニティ作り)》

○発表概要

企画名は「つながる・ひろがる ツゥのサロン」

NHKのほっとイブニングで取り上げられたので、DVDを使用し番組を流した。番組では似顔絵の制作過程と、完成後イベントで投票を行い、グランプリを決めるまでが取り上げられていた。津新町の商店さんの取材で多く構成されていた。

津新町だけで終わらず、大門商店街、津駅前商店街など、ゆくゆくは津市全体で取組んでいけたらよい。全国的にも初めての取り組みということで取材も受けた。メンバーはしないに広げていく気持ちで取組んでいる。

 

○質問・意見

・どこへ持っていくのか、落としどころを考えないともったいない。イベントに関わった人たちには連帯感などがあるだろうが、それをどういう風に活かしていくのか、どう果実をとるのかを考えてほしい。

・実行できるだけの足場がサロンチームで出来た。何かを作りだす塊が商店街に出来たことがとても大きいと思う。津の定番になるということも1つの意義だが、同じような流れが津市に広がって実行者が増えることも1つの意義と考える。

・タスクフォースのステップアップする次の形がサロンというものではないかと考えている。連鎖反応的に同じような機能を持った団体が増えていくと良い。集まりができていくという仕組みが出来れば。サロンを運営していくためには何が重要か?

→会議を引っ張っていくファシリテーターの育成と、サロンのルール作り(全員が意見を出すためのポストイットの使用や、他人の意見を否定しないなど)を行い、ワークショップ的に行うことが必要。

・今回のメンバーが他の地域に行ってファシリテーターとして活動していくことも出来る。例えば、大門再生伝説のメンバーがサロンの中で企画を揉んでもらい、サロンのスタイルで大門を変えていくということも可能。サロンを作るための心構えなど、マニュアルのようにみんなで共有できるものを作ってほしい。新しく生み出したものとして伝承していってほしい。

・行政も話し合いを見守ってもらうことで、出来る部分でサポートしていただけると嬉しい。

 

《伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー》

伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛を食べてもらうツアーのモデルコースの提案。朝日屋、津観音、津都ホテルなどの老舗を連携させて、津市の魅力を発信する。伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛を都ホテルのランチとして食べてもらい、津観音に寄ってもらい、朝日屋の松阪牛をお土産にもって帰ってもらう予定。

新しい核を作って復活している商店街の例がある。津市の中心街を考える時、津城復元と津観音と朝日屋の松阪牛の二つが核であると考える。

まずはモニターツアーでアンケート調査し、その後は観光業者などを招いて試食会も行う予定。近々試食会を行う予定なので、ご協力をお願いしたい。

 

○質問・意見

・津というものをもっと前面に出した方がいいと思う。現在、観光というものが変わってきているので、そういった時代の変化も勘案すると良いと思う。ニーズをもっと知ることが大切。名所旧跡ではなくて、“いなか”を求めてきている観光客は多い。中国からの留学生に聞いたのは、癒しの空間などでいなかはリピーターが多く、地域の中により深く入っていくことを求めているという話だった。観光の売り方はこれからもっと変わっていく。豆矢が売れているのは1つの方向展開の表れだと言われた。

・朝日屋や津観音という切り口はいいと思う。アンケートの中から思いも寄らない意見が出てきたりすると思うので、そういったものを大切にしていって欲しい。参加された方々の声を中立的に聞き取らないといけない。思いが強い人はそういった声が聞こえないことがある。

・体験型の観光が流行っている。観音さんで宿泊することや座禅体験は面白いのではないか。

・商店街で泊まれるのも面白いだろう。

 

《津学生情報室》

○発表概要

昨年度の話し合いから、メンバー募集を経て、構想を練り、取材・原稿執筆などを行い、11月に三重大学際、高虎楽座、津新町フェスタのイベントにて情報誌の販売を行った。12月には新規コアメンバーの編成を行った。別所書店や掲載店舗などでも販売している。現在1000冊程度販売した。

今後も新規のコアメンバーで第2号以降を制作していく予定である。

 

○質問・意見

・ついつい見たいと思う内容で、クオリティが高いと感じた。普通の情報誌とは違うものを感じ、また津を歩いてみたいなと思わされた。写真なども親しみやすくて懐かしい仕上がりになっている。全体的に古くて新しいと感じて良い。

・1000冊売れたのは凄い。3000冊を売り切る作戦を立てたらどうか。津市以外でも売ってみるなど発想を変えてみたらどうか。周辺の人達がもう一度津市を見直す機会に売れる可能性があるだろう。入学式でも配布するのではなく、販売したらどうか。その方がありがたみも増える。

・レンタサイクルは津市に無いので、津市にお願いしたい。

・レンタサイクルとコラボしたら面白いだろう。本自体がいろいろな人を巻き込めると良い。大門再生伝説のことを記事に載せたり、様々なものを組み合わせてつなげていったらどうか。

・来年度は予算が無くてもできるのか?

→来年度は今回と全く同じ形には出来ないだろう。やりようは何でもあると思うので、継続できる方法は頭を作って考えていきたい。

・とてもクオリティが高い。津新町商店街の店舗も2号では是非取り上げてほしい。

・スポンサーをつけられるとよい。将来的にはそういった視野も持ってもらえれば。

・2年目に新たな挑戦をしていくことが大切。

 

《中間報告を受けて、北川氏・津市長・西村センター長総括》

・ルーペの表紙の目線が大切。一度この視点でそれぞれの企画を見てほしい。俯瞰してみるだけでなく、ありのままを見るということ。(北川氏)

・このタスクフォースもアイディアを出すだけでなく、資金を用意して実行していけるという仕組みとして出来ているのが良い。市民の手でまちづくりを進めて行けるような仕組みを作っていければ良い。津市の職員にも、みなさんのちーむにいつの間にか入っていてほしい。行政が入るという形ではなく、いつの間にか巻き込んでいてほしい。(津市長)

・場作り・きっかけ作りをするために地域戦略センターは実施してきた。3年前から随分変わってきたなと思うのは、自ら動いていくという形になってきたところである。やった人でないと、辛いといった感情や達成感はわからない。いったことについて自分で動くということが巻き込んだ人への責任でもあるし、自身の楽しみにもなる。

地域戦略センターはイベント支援はしない。みなさんのしたことが以下に日常に定着していくかというところまでを考えてほしい。今年度で猛1つ深めながら、来年度に向かって集大成のような形で活動していってほしい。(西村センター長)

 

第3回全体会議は上記のように活発な意見交換がされました。

次回は2月19日に行われる第4回全体会議(最終報告会)です。最終報告会に向け、各チームは企画を詰め、実施していきます。

 

お問い合わせは「三重大学地域戦略センター」059-231-9899までお願い致します。

中心市街地活性化タスクフォース 第2回全体会議

10月23日、津市センターパレス中央公民館ホールにおいて、津市を元気に!チャレンジプロジェクト(中心市街地活性化タスクフォース)第2回全体会議が開催されました。この会にお越しいただいた参加者は約30名でした。

今回の全体会議は2部制で、前半に多気町役場 まちの宝創造特命監の岸川政之氏をお迎えし、事例紹介と「市町村が管轄外の県立高校への提案をする時、それを管轄する県教育委員会へどのようにアプローチするか」というテーマでワークショップを行っていただきました。

参加者の方からは、いちかばちか前例があることにしてやる、署名活動などを行って、地域・保護者対教育委員会という図式にするなどの案が出ていました。

 

後半は今年度立ち上がった「ツゥのサロン」チーム、「津ぅリズム」チーム、「津大門☆夢かなえ隊」チームと、昨年度から活動されている「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」の企画案発表が行われました。

まずは「津大門☆夢かなえ隊」チームの発表で、人が若返る、物が復活する商店街を目指し、その第一歩として、大門商店街に女性高齢者向けのメイクとおしゃれを楽しんでもらえる場所をつくり、活き活きと輝いてもらうことで賑わいを創出したいという企画でした。

岸川氏からは、なぜきれいにしたいか、どこへつなげて行きたいかを考えるといい、西村センター長からは対象とする人たちに受け入れてもらうこと、継続する方法を考える必要があるというコメントがありました。参加者の皆さんからはターゲットを絞るのはいいが、広がりが大切。大門にはいこにこ広場など子どもが集まる場があるので、連携してやっていけばいいのではないかなど意見がありました。

 

次は「津ぅリズム」チームの発表がありました。津市内各地域で、地域の方々との交流を通して津らしさを味わえるツアーを企画し、埋もれていた地域資源を発掘していくという企画発表がありました。

岸川氏からは実行を前提としていて良い、西村センター長からは面白い企画、実行・継続のためには連携が大切というコメントがありました。

参加者の方からは、他の地域でもされている取り組みだと思うが、他事例との差別化はしているのかという質問がありました。それには、差別化は特に考えておらず、知らないところ・経験がないところから始めるのも新しい視点でいいのではないかという回答がありました。

 

そして「ツゥのサロン」チームは、地域でつながるまちを目指し、商店街関係者だけでなく様々な人が商店街のイベントや運営に関わることのできる仕組みづくりを目指す。その一歩として、津新町フェスタで商店街店主、地域住民、学生を巻き込んだイベントを開催し、交流会(サロン)を開催し、お互いを知ることで地域との連携を深めるきっかけとするという企画が発表されました。

岸川氏からは大切なのは実行すること。自分達で楽しむことが大切というコメント、西村センター長からは面白い企画。自分達で楽しめることをやるのが昔からの商店街のよさ、というコメントがありました。

参加者からは新町フェスタのチラシに駐車場を載せてほしいという要望がありました。

 

最後に「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」チームの発表があり、伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛を食べてもらうツアーのモデルコースを提案し、朝日屋、津観音、津都ホテルなどの老舗の連携や津のお土産としてとらや本店、平治煎餅などの老舗や有名企業のお菓子をPRするというものでした。

岸川氏からは食は人を幸せに出来るので、それをこれから広げていくといいというコメント、西村センター長からは、ずっとこだわっていることだから、ぜひ実現してほしいというコメントがありました。

 

その後、津学生情報室(TGJ)の発表があり、11月1日の三重大学祭が発行日で1冊100円で販売されることが報告され、高虎楽座、津新町フェスタでも販売されることも発表されました。

 

今後は各チームで企画実施に向けて動いていき、12月4日の第3回全体会議で中間報告が行われます。

 

各チームの企画日程等は、三重大学地域戦略センター059-231-9899までお問い合わせください。

中心市街地活性化タスクフォース 第1回全体会議

9月4日、津市センターパレス2階中央公民館ホールにおいて、津市を元気に!チャレンジプロジェクト(中心市街地活性化タスクフォース)第1回全体会議が行われました。この会にお越しいただいた一般参加者の方は30名を数えました。

今回の全体会議は、準備会でできた3チームと昨年度から活動されている「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」チームと学生による学生のための情報誌「TGJ」の発表だけでなく、ゲスト講師にFAMIE代表の若林祐基氏、津市NPOサポートセンター理事長の川北輝氏をお招きし、地域活動の勉強会という2部構成で行われました。

チームの発表にさきがけ、まずは講師の方による事例紹介とワークショップが行われました。講師の方からは、1つの主体で出来ることと2つ以上の主体で出来ることは違うや、出来ないことではなく、出来る可能性と向き合い、現状を把握し、可能性を実現するために模索していくことが大切と言ったお話がありました。

その後、事例紹介に続き、ワークショップ「あなたの幸せ和婚をコーディネート」が行われました。お題を踏まえ、それぞれ分かれたワーキンググループでは、活発な議論がされ、話し合った結果発表が行われました。

最後に各チームの進捗状況の発表がありました。

 

<津市の魅力を引き出す①>

・「何もない津」ではなく、津は「のんびり」「ほっとする」ところ。これを魅力と考え、この魅力を生かした取組を企画したい。「津ののんびりした雰囲気を味わうツアー」、「オンライン上の市民交流サイト」、「のんびりした津の魅力を発信するための幸せシンボル・津ぅピースの浸透」、「里山などのんびりした田舎の雰囲気を活かす環境都市宣言」等。魅力の捉え方は面白いが、どちらかと言うと里山などの周辺地域に目がいっているため、中心市街地活性化とどうつなげていくかが課題。

 

<津市の魅力を引き出す②>

・大門商店街をフィールドに、シルバー商店街をコンセプトに化粧サービス・下着屋など高齢者をターゲットとして人の流れを作るような企画について話し合いを行っていたが、チーム内で意見が分かれている。対象者は高齢者か、若者か。高齢者は頑固?高齢者と一口に言ってもニーズは多様。若者とニーズの近い人もいる。大門商店街でイベントを開催できるのか。関係者から後ろ向きな意見を受け取った。話し合いが拡散し、メンバーの意見も分かれているため、チームの方向性を統一していく必要がある。

 

<コミュニティ作りチーム>

・「ツゥのサロン」をチーム名に設定。サロン開催を通じて、商店街だけでなく地域でつながる仕組みづくりをする。フィールドを津新町商店街に設定。津新町の直面する課題を解決するため、いろんな人に関わってもらえる商店街にするため、「新町フェスタ」に参加する。商店街の会議をサロンにし、様々な人に商店街を知ってもらうとともに、地域と一体の連携を深める。サロンでは、新町フェスタでの企画を話し合い、その企画は企画として、将来的には様々な人が壁を越えて参加してもらえるような場作りを目指す。若手育成、地域の繋がりづくりなどの場になることを目指す。

 

<伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー>

・伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛を食べてもらうツアーのモデルコースの提案。朝日屋、津観音、津都ホテルなどの老舗を連携させて、津市の魅力を発信する。また、津のお土産として、とらや本家、津観音、平治煎餅、井村屋、おやつカンパニーなどの老舗や有名企業のお菓子をPRする。

 

<学生情報誌(TGJ)>

・学生が津市のことを知らない、学生の知りたい情報を発信している媒体がない、という課題を解決するため、学生のための学生のつしのまち情報発信誌発行に向けて取材活動をしている。発行日は11月1日の三重大学の学園祭。一冊100円で販売予定。

 

講師からは、「色々なアイデアや思いを持っていることが伝わってきた」「出来ないことを考えるのではなく、出来る可能性を探っていってほしい」とのコメントがありました。

 

今後はそれぞれまたチームごとに企画会議を開催し、企画を練っていき、10月23日(木)に開催される第2回全体会議で各チームが企画書を発表する予定です。

 

各チームの企画会議日程等は、三重大学地域戦略センター059-231-9899までお問い合わせください。