RASC活動ブログ

大紀町での「聞き書き」講演会と藤集落への「聞き書き」

3月6日・7日の二日間、伊勢市大紀町で「聞き書き」をテーマに講演会、ワークショップ、実習等が行われました。

1日目の昼間は、講演会のゲストとしてお招きした渋澤寿一さん(NPO 共存の森ネットワーク理事長)を中心に、大紀町藤集落の住民のみなさんとRASC学生スタッフが輪になり座談会を行いました。始めは堅い感じだった住民のみなさんも次第に会話を弾ませていました。

夜の講演会は、会場であるふるさと館に地域住民の方々を中心に約140名とたくさんの人が集い、RASC学生スタッフの司会進行で始まりました。渋澤さんは『「聞き書き」がひらく中山間地域の明日』と題し、さまざまな名人から聞き書きをしたその経験を話され、過疎・高齢化が進む中山間地域のこれからとその魅力について語ってくださいました。たくさんの地域を見てこられた渋澤さんならではのお話はとても面白く、その後の質疑応答では、刺激をうけた住民のみなさんや学生から活発な意見が飛び交いました。

2日目は、渋澤さんとともに「聞き書き甲子園」(毎年100人の高校生が、森・海・山の名手・名人を訪ね、知恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し記録する活動)の活動を行ってきた吉野奈保子さんから「聞き書き」の実践や手法はもとより、その心構えなどをレクチャーいただきました。それを受けて、午後は藤集落の住民の方と聞き書きを実践。住民一人に対し学生2名のグループで行いました。どのグループも初めは緊張したようすでしたが、時間がたつにつれ打ち解け、押し入れから写真や家宝を引っ張り出して見せてくださる方もいらっしゃいました。

聞き書きが終了し公民館に集合したみなさんの顔には、笑みが浮かび、住民の方からは「こんな若い方と話ができて楽しかった」「自分の娘ともこんなに話したことはない」など声が聞かれ、みなそれぞれに充実した時間だったことが感じ取られました。

帰るときに、住民のみなさんから学生に藤集落の桜まつりへのお誘いがありましたが、今回の出会いを機にそういったことへ参加するなどの交流が生まれることを望みます。

この後の予定としては、今回の聞いたことをグループごとにまとめ、夏ごろ発表会ができればと考えています。

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