RASC活動ブログ

初代学生スタッフ卒業

地域戦略センターを盛り上げてくれている学生スタッフ。その初期メンバーが3月25日、卒業しました。現在、地域戦略センター学生スタッフは、私たちと一緒に三重県内各所に入り、様々な事業に関わっています。その礎を作ったのがこの日、卒業となった生徒たちです。みな、さまざま場所へ旅立ちます。新しい場所でもそれぞれに活躍してくれることでしょう。私たちはいつまでも彼らを応援しています。

卒業生、在校生とともにRASCの前で記念撮影

地域活性化プラン「平成24年度 実践成果発表会」を開催しました

三重大学地域戦略センターは、今年度も「地域活性化プランスタートアップ促進業務」を三重県より受託し、さまざまな地域に入り、ハンズオン支援を行ってきました。その「実践成果発表会」を、3月22日(金)13時30分より、三重県庁講堂棟1階の講堂にて行い、200名近い方に参加いただきました。三重県庁・地域事務所の方々に加え、支援対象地域団体の方々も多くお越しくださり、何名か昨年度の支援先の方も今年度の取り組みに興味を持たれたとのことでお越しくださっていました。

発表会は、全部で47あるハンズオン支援先の中から代表して、桑名エリアから「JAいなべファーマーズマーケット いなべっこ(いなべ市)」、四日市エリアから「(農)クマダ(鈴鹿市)」「JA鈴鹿白ネギ部会(鈴鹿市)」、津エリアから「太郎生道里夢(津市)」「竹原地域活性化協議会(津市)」、伊賀エリアから「(農)白鳳梨生産組合(伊賀市)」「霧生こんにゃく生産組合(伊賀市)」、松阪エリアから「(農)丹生営農組合(多気町)」、伊勢エリアから「金輪区(大紀町)」「JA伊勢梅部会(南伊勢町)」、尾鷲エリアから「(株)やきやまふぁーむ(尾鷲市)」、熊野エリアから「特定非営利活動法人 有馬の村(熊野市)」「飛鳥たなか生産組合(熊野市)」の計13の取り組みの紹介が、それぞれの地域事務所の方や団体の方によって発表されました。各地域の特色や三重県の多様さが表れている魅力的な発表会となりました。同じように地域の明るい未来を願う方々が一堂に会したこの会場では、終了後もしばらく意見交換をする方々で会場はを賑わっていました。

会場では各地域団体の取り組み・支援内容を紹介したパネルと、本事業での成果品を展示しました。

宇氣郷マップ作り

松阪市宇氣郷地区は自然に恵まれた地域です。その自然をもっと外の人に知ってもらうために、地域の方と学生・まちづくりコーディネーター・イラストレーター・RASC研究員が一緒になって観光マップ作りをしました。

地域の方とまち散策と話し合いを行い、協力してコースや文章、イラストを考え、作りました。学生目線で発見した宇気郷の魅力が盛りだくさんの、手描きで温かい雰囲気の観光マップができあがりました。みんなで協力して形に残るものを作ることは、とても楽しくやりがいがありました。

学生スタッフ

宇気郷マップの完成版(左:外面、右:中面)

大紀町での「聞き書き」講演会と藤集落への「聞き書き」

3月6日・7日の二日間、伊勢市大紀町で「聞き書き」をテーマに講演会、ワークショップ、実習等が行われました。

1日目の昼間は、講演会のゲストとしてお招きした渋澤寿一さん(NPO 共存の森ネットワーク理事長)を中心に、大紀町藤集落の住民のみなさんとRASC学生スタッフが輪になり座談会を行いました。始めは堅い感じだった住民のみなさんも次第に会話を弾ませていました。

夜の講演会は、会場であるふるさと館に地域住民の方々を中心に約140名とたくさんの人が集い、RASC学生スタッフの司会進行で始まりました。渋澤さんは『「聞き書き」がひらく中山間地域の明日』と題し、さまざまな名人から聞き書きをしたその経験を話され、過疎・高齢化が進む中山間地域のこれからとその魅力について語ってくださいました。たくさんの地域を見てこられた渋澤さんならではのお話はとても面白く、その後の質疑応答では、刺激をうけた住民のみなさんや学生から活発な意見が飛び交いました。

2日目は、渋澤さんとともに「聞き書き甲子園」(毎年100人の高校生が、森・海・山の名手・名人を訪ね、知恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し記録する活動)の活動を行ってきた吉野奈保子さんから「聞き書き」の実践や手法はもとより、その心構えなどをレクチャーいただきました。それを受けて、午後は藤集落の住民の方と聞き書きを実践。住民一人に対し学生2名のグループで行いました。どのグループも初めは緊張したようすでしたが、時間がたつにつれ打ち解け、押し入れから写真や家宝を引っ張り出して見せてくださる方もいらっしゃいました。

聞き書きが終了し公民館に集合したみなさんの顔には、笑みが浮かび、住民の方からは「こんな若い方と話ができて楽しかった」「自分の娘ともこんなに話したことはない」など声が聞かれ、みなそれぞれに充実した時間だったことが感じ取られました。

帰るときに、住民のみなさんから学生に藤集落の桜まつりへのお誘いがありましたが、今回の出会いを機にそういったことへ参加するなどの交流が生まれることを望みます。

この後の予定としては、今回の聞いたことをグループごとにまとめ、夏ごろ発表会ができればと考えています。