RASC活動ブログ

「人と自然にやさしいみえの安心食材表示制度」の認定を受けたお米

「ライスファーム・アグリ朝日」が平成28 年より精米の共同販売に取り組むことから、「人と自然にやさしいみえの安心食材表示制度」認定米のPR として、地域活性化プラン支援チームは、団体名やその活動を広く地元消費者に認知させるために、子育て世帯、女性の食の安心への関心やネットワークを意識した下記3項目の実施にて、販路拡大・地産地消拡大に向け、生産するコメの付加価値向上のための取組を行い、目標を共有する賛同者の確保をはかることを提案した。

■スタートアップの取組

(1)マーケティングの勉強

・中央農業改良普及センターによる農業者のためのマーケティング入門講座に参加し、POP やチラシの効果的な活用方法や作り方のコツ、6 次産業化について知識を深めた。

(2)新聞折込みチラシの刷新

・地元消費者への認知度向上をはかるため、新しいチラシとして、親しみやすいイラストにて安心食材・地産地消・減農薬・注文票等のデザインを刷新した新聞折込みチラシ(下記画像参照)を作成し、新米の注文販売を行った。

・新聞折込みチラシの折の部分に入れるため、A3 サイズにし、チラシを見てすぐに注文できるようにファックス用注文票をチラシへ記載した。(上記画像キリトリ線下部分)

・朝日町内全域への新聞折込みのほか、四日市市内の一般家庭へポスティングを行った。

(3)商品ラインナップ

・昨年は玄米20kg のみの注文販売であったが、

・今年度は玄米・白米・無洗米をそれぞれ5kg、10kg(20kg も対応可)とし、

「人と自然にやさしいみえの安心食材認定米」以外に「普通栽培米」(低価格帯)を揃え、幅広い客層へ対応できるように取り組んだ。

「みえの安心食材表示制度」その他について

■これからの取組について

今年度の新米注文の客層分析結果とそこから導き出されたこと

・子育て世帯の多い新興団地からの注文が少なかった。

・新聞購読をしていない世帯が少なくないと考えられた。

新興団地の顧客開拓のために、地元教育機関と連携した食育(地元のお米)や地産地消の推進等の活動を通してさらなる認知度向上をはかる必要がある。

■今後については以下の項目を提案した

(1)チラシ配布の展開

  • 新米の時期以外のチラシの配布、新聞折込み以外にポスティングや回覧板等によって新聞を購読していない世帯にもライスファーム・アグリ朝日のお米をPR する。

(2)地域イベントへの出展

  • 毎年11 月に開催される朝日町発展会主催の「ござれ市」へ出展する。
  • 同日に朝日町文化祭も開催されるため、町民が一堂に会する場にて、試食会や試供品を配布し、地元の安心食材のPR 及び地産地消を呼びかける。

(3)地元教育機関との連携

  • ライスファーム・アグリ朝日の構成員だけでなく地元の農家とも連携し、朝日町内の幼稚園・保育園、小中学校等での食育をおこない、親子をターゲットとした地元食材のファンづくりに取り組む。

 

※「ライスファーム・アグリ朝日」(三重県三重郡朝日町)について

三重県北部に位置する朝日町は、近年名古屋のベッドタウンとして子育て世帯の転入が増加している。一方、町内の平地では水田が多く、地元農家によって耕作されている。しかし、転入者における地元のお米の認知度は低く、地元消費者の安全安心と農業への理解促進、地域農業・農村景観・農地維持のために地産地消をより一層拡大する必要性がある。そこで、平成27 年に地元農家3 名によって、「ライスファーム・アグリ朝日」が設立された。同年には、玄米について「人と自然にやさしいみえの安心食材表示制度」の認定を受け、町内での直接販売を開始したが、子育て世帯の消費者に対し「ライスファーム・アグリ朝日」の取組の認知度向上をはかることが課題となっていた。

 

 

「四日市温室園芸組合観葉部」の新しい取組が開始されました

■「四日市育ちの観葉植物」の知名度向上と即売会の売り上げ増を目指すためのスタートアップの取組

(1)あらたなPR活動手法を地域活性化プラン支援チームと検討

  • 既存の取組にとどまらず、
  • 地域や他団体と連携しておこなっていく企画について議論した。
  • まずは、50回の節目になる即売会の活性化を軸に、アイデアを活発に出し合った。

(2)専門家等派遣による研修会「売れる仕組みづくり~マーケティング活動とは~」の開催

【有限会社ワイズ鈴木博代表を招聘しました】

  • 部会全員が出席のうえ、夫婦または2世代で参加したため、講師と参加者のやりとりが豊富にあり、活気のある雰囲気となった。
  • 部会の強み、個々の生産者としての強みを整理する機会になった。
  • 合わせて、効果的な販促資材のデザインについて助言を受け今後のPR方法について具体的に決定した。

(3) 販促資材の制作

1.品評会の新規顧客確保として、新聞折込両面チラシのデザインの見直しを行った。

2.即売会来場者に四日市の観葉に関心を持ってもらい、その後の庭先販売につながる「生産者情報パンフレット」(下記画像 表裏両面)の作成、その他「のぼり」の作成を行った。

3.パンフレットの作成に当たっては、生産者は自社商品のPRコメント作成や写真撮影を行うことで、商品の特徴やPRポイントを確認することにつながった。

■これからの取組予定

(1)PR再強化

  • 短期には、品評会を契機に「四日市の観葉」をPRする。
  • 生産者に関する情報、観葉植物の飾り方・管理方法、効果・効能などを積極的に提案する。
  • 長期には、他団体・異業種と連携できる企画を検討する。
  • 講習会(植え方や育て方)の開催や幼稚園・小中学生を対象にした取り組みなど、積極的に消費者と交流する機会を設ける。
  • 発信方法の工夫として、HP、SNSなど消費者と交流できるツールについても活用の検討を行う。

(2)経営の安定化

  • これまでの販路だけでなく、収益性の高い販路の拡大、多角化を目指す。
  • 地域でのPRによる庭先販売に加え、ネット販売などについても情報を積極的に収集し導入を検討する。
  • 長年の経験を積んだ高い技術に加え、経営力、情報発信力向上につながる勉強会を開催する。
  • 生産者それぞれの強み・弱みを客観的に整理し、経営向上を目指すため、外部専門家を活用した研修会を定期的に行う。

※四日市温室園芸組合観葉部について

2013年に創立50周年を迎えた長い歴史を持つことが特徴の団体であり、それぞれが異なる品目を扱っている。これまで、高品質で評価されてきたが、近年は市場価格の低下や経費増の影響から、産地規模が縮小傾向にある。主な販路は市場出荷であるが、経営の向上を図るために、収益性の高い庭先販売を行いたいと考えている。これまで、四日市地域内でのPRの一環として、品評会、即売会を年に1回開催しているが、即売会の売り上げは年々増加しているものの、知名度はまだ不十分であり、組合として地域を対象にPRを再強化することで、知名度向上を図りたいと考えている。それにより、収益性の高い庭先販売の増加を狙う。また、消費者交流の機会を活かして、ニーズを把握した商品づくりにつなげ、市場価格に左右されない経営を目指す。

「奥伊勢大台町 えごま油」の新商品化が実現しました

平成28年度受託事業「地域活性化プランスタートアップ促進業務」では、奥伊勢えごま倶楽部(三重県多気郡大台町)が栽培するエゴマからつくられる「えごま油」が持つ機能性と希少性に加えて、他の「えごま油」よりも澄んだ色合いであるなどの特徴を生かして高付加価値化・有利販売をおこなうため、ブランディングをおこない、商品をブラッシュアップした。


■地域戦略センターでは、「えごま油」の商品化と販売促進のために以下の3項目について提案した。

(1)ロゴデザイン(下記画像)を含めたパッケージデザイン作成「えごま油」をブラッシュアップするため、パッケージの見直しをおこなった。

ラベルと瓶をリニューアル(下記画像左)し、新商品とした。

また、商品にタグをつけることにより継続した購入のための利用方法も合わせてPR した。

以上の取組の結果、徐々に契約に結び付いている。

(2)PR 用販促資材の作成

「えごま油」の新商品化に伴い、PR 用のぼり2種(下記画像中央、右)、チラシの作成をおこなった。

※「えごま油」以外のえごま種実や摘心した葉を利用したえごま茶などの関連商品についてもバイヤーの関心が強く、今後の商品展開を考えた内容となっている。

(3)販売促進活動の展開

2016 11/11,12 みえリーディング産業展及び商談会(四日市ドーム)に参加、えごま油のPRをおこなうとともに、三重テラス運営会社の(株)アクアプランネットと商談。

2016 12月    三重県のアンテナショップである「三重テラス」で展示販売開始。

2017 1/23   松阪地域農商工マッチング交流会(松阪商工会議所)で、試食宣伝PR。

2017 2/7   「みえの食」マッチング・展示交流会(四日市都ホテル)で、県内外の流通・飲食・宿泊関係者に対して、展示試食を通じたPR活動をおこなう。

2017 3/9     サンプル試食会・商談会「三重県フェア」で、首都圏飲食店店主、料理人向けに試食宣伝PR。

2017 3/10  「三重テラス」店頭にて試飲会実施(下記画像参照)。取り引き先の確保・拡大に向けた、百貨店バイヤーとの商談を実施。

 

※奥伊勢えごま倶楽部について

大台町は、三重県の中南西部に位置し、町の一部が吉野熊野国立公園、全部が奥伊勢宮川峡県立自然公園に指定されており、さらに町全体がユネスコエコパークに追加指定されるなど、豊かな自然資源を持っている。特に町面積の 90%以上を占める森林と、森林が育む清らかな水が有名で、 町の中央を流れる一級河川の宮川は国土交通省の「清流日本一」にも何度も選ばれている。しかしながら、町全体が中山間地のため、零細農家が多く高齢化と後継者不足が顕在化すると ともに、近年獣害が拡大していることから、①獣害に強い、②病害虫被害が少ない、③減農薬・減化 学肥料の栽培が可能、④有効成分の機能性が注目されているなどの点から、エゴマの栽培に取 り組み始めた。えごまのその機能性から最も有利販売できる「えごま油」の搾油加工を進め、高付加価値 販売を進めるとともに、種実や茎葉も有効利用し、新たな加工商品の開発と販路確保をはかろうとしている。

 

 

 

津市榊原町でのスギナ茶の商品開発について

平成28年度受託事業「地域活性化プランスタートアップ促進業務」では、(一社)一志パラサポート協会が販売する新規作目(農産物)や加工品の安定生産を実現させ、年間を通じた収益を確保することにより、農業の一翼を担う障害者や、6次産業化人材の雇用につなげることを目的に、イチジクの温室に生えているスギナを活用して、スギナ茶を商品化、健康茶として販売することについて支援した。

このスギナ茶は、温室育ちでノンカフェイン、カルシウムもミネラルも潤沢な旨みを感じる健康野草茶です。

地域戦略センターでは、スギナ茶を商品化するに当たり、以下の3項目について提案した。

  1. ①除草および野草の刈取りの効率化・・障害者用の加工を施したエンジン付き茶摘機を使用することで、刈りとったスギナを備え付けの袋に直接回収できるため作業効率が上がり、作業者の負担が軽減される。
  2. ②販売先・・国内のこだわりのある商品店向けパッケージで販路開拓
  3. ③PR・・消費者においしい野草茶の淹れ方を提案するなどの他に、売り上げを上げるために下記3点に注力した
  4. ■事業者名『(一社)一志パラサポート協会』のロゴマークを作成する
  5. ■試作品パッケージ『スギナ茶』のパッケージデザインは素材にこだわりを持つ客層向けデザインにする

  • ■味の調整として、スギナ茶に玄米茶をブレンドして商品化する

☆スギナ茶の販売について

2017年3月現在の状況としては、6月の六次産業化の審査会に向けて、味の調整等のために、3月5日に津市内で開催された「大門ありえやんフェス」にて“スギナ茶試飲コーナー”として出店参加し、試作品のアンケートを取った。認可後には、スギナ茶と玄米茶が絶妙な割合でブレンドされた1袋5g入りのティーバッグ10袋が、内側がアルミ蒸着パックのクラフト袋に入れられ、「伊勢神撰 スギナ茶」と命名されて販売される。

※(一社)一志パラサポート協会(津市榊原町)の紹介

津市榊原町は青山高原の東の麓に位置し、周辺は緑豊かな里山が広がっており、海岸線から約15km入っているため、気温が幾分低く、降水量も海沿いの地域に比べると少なめとなっています。隣接する稲葉集落にある稲葉特別支援学校の生徒の農作業体験を受入ていた川原田農園と障害者福祉の実践を希望する元津NPOサポートセンター代表理事が、農福連携で障害者の社会参画を図ろうと合意したことから、(一社)一志パラサポート協会が平成26年夏に設立され、平成27年2月にはB型作業所「スマイルコーン」が開所されました。作業所「スマイルコーン」では、農福連携を継続していくため、通所者に農業への関心をもってもらい、ひとり一人の得手不得手に応じた作業を見出し、協力しながら生産活動を行っています。また、地域の農地保全につながる活動により、地元集落や関係機関への認知を高めていき、協力し合える関係づくりをめざしています。


 

平成28年度受託事業「地域活性化プランスタートアップ促進業務」進捗報告

平成28年度地域活性化プラン支援事例の紹介
久居果樹振興協議会の今年度の取組について検討するために、平成28年5月に津農林水産事務所担当者、県庁担当者と地域活性化プランに関する面談を行い、プランの現状および支援ニーズについてヒアリングを行った。

本件は、昨年度に「久居梨」のPRを目的(ドライフルーツ販売→生梨販売UP)としてセミドライフルーツ加工し(大山田)、販売を行った取組みである。

昨年度は、加工する梨の数量確保に集中したが、

本年度は、販売に力を入れより多くの方にPRできるよう、新たなパッケージ製作の支援が要望されたので、下記の昨年度の状況と比較しながらロゴマーク作成、ブランド化した農産物をグレードアップ商品として新販路へ展開させる等の今年度の方針を定めた。


☆パッケージ製作のため昨年の状況と本年度について

平成27年度のパッケージは一種類(下記左)で、幸水梨と豊水梨の区別は付添えのラベルに表示されていたが、

平成28年度のパッケージは下記右のように幸水梨は黄色、豊水梨は黒色で分け、梨の種類は裏面に表示した。

 

■2016年津センターパレスでのイベント会場の様子

三重県商工会議所女性部会の合間にロビーにて、この時期に収穫された「ひさい梨」の生果と共にセミドライフルーツ加工された上記右2種のパックを販売したところ来場者に大好評で、どちらも完売した。特に今回のセミドライフルーツは軽くて持ち運びによいということ、また、生果のように収穫期に関係なく、通年販売できる加工品として、今後の「ひさい梨」の販路が期待されることになった。

 

■セミドライフルーツの店頭販売について

JAあぐりネット産直ひろば(津市久居)にて販売中

三重テラス(東京)にて 2016年11月2日(水)から販売開始

 

■今後のイベント参加予定

①2016年11月2日(水)東海4県JAグループ食と農の大商談会(名古屋マリオットアソシアホテル)

②2016年11月5日(土)第11回農林水産まつり 第50回高虎楽座と同時開催 (津市丸之内商店街)

③2016年11月11日(金)~11月12日(土)みえリーディング産業展(四日市ドーム)

④2017年2月 三重のこだわり食品マッチング交流会(名古屋)

⑤2017年3月7日(火)~3月8日(水)第11回JAグループ国産農畜産物商談会(東京国際フォーラム展示ホール)