RASC活動ブログ

三重大学と㈱赤塚植物園との共同研究について

 

三重大学地域戦略センターと〈株〉赤塚植物園は、高野尾地区の活性化を通じた農業全体のモデルを作り上げることを目的に、プロジェクトへの学術面、事業面からの支援を行うこととし、共同研究契約を平成26年4月1日に締結し、事業推進を図ってきています。

ここでは、「土づくりを最も大切に考え、生命力の高い安全安心な農作物を作り、提供することで、「環境に配慮した持続可能な方法で、農業が他の産業と比べても遜色のない産業となるよう、今の日本における「農業の理想郷」FFCビレッジ(フューチャー・ファーム・コミュニティ・ビレッジ)を創りたいと考えています。
プロジェクト事業の名称は、“花のあるまち高野尾”のイメージそのままに「高野尾花街道」とし、施設名は、朝の新鮮な美味しい取れたて野菜をいち早く皆様にお届けする、そのままに「朝津味」(あさつみ)としました。いずれも公募から選んだものです。

共同研究では、三重大学地域戦略センター長 西村訓弘教授(副学長 社会連携担当)のもと、三重大学大学院生物資源学研究科 坂本竜彦教授をはじめ8人の先生方が参加され、研究等を進めており、産学連携のもと事業への付加価値をつけていく手法は、大きな特色となっています。

■共同研究の実施項目

1)      FFCビレッジの構想、企画に関する研究開発と運営の支援

2)      土づくりと生命力の高い農作物の栽培に関する研究

3)      食べる花に関する研究

4)      FFCビレッジを起点とする地域活性化に関する研究開発

1)及び2)に関連する高野尾花街道 朝津味の農産物売り場では、三重大学コーナー設置による農作物の出品をはじめ、平成27年から始まった「みんなで農業の未来を考える会」では、大学と農業者との直接の対話を通じた農業問題への対応が取り組まれています。開催日:平成27年度(第1回)6/24、(第2回)8/21、(第3回)11/27、(第4回)3/9(平成28年)、平成28年度(第5回)9/7、8第6回)11/11、(第7回)3/9(平成29年開催予定)この第7回の開催時間、開催場所等のご案内は下記三重大学のサイトにてご確認下さい。

三重大学公式ホームページnews

3)食べる花に関する研究エディブルフラワーについては、「津市の高校生、大学生によるお菓子のレシピづくり」の開催を通じながら新たな商品開発に取り組んでいます。

①平成27年年2月20日から28日までMieMuで 三重大学の学生も参加した「エディブルフラワーMini展」は、三重大学と博物館との“博学連携”のもとに行ったものです。

②同年6月15日の第1回スイーツレシピづくり大会では、ケーキレシピづくりがテーマで実施されました。

③10月には、第2回スイーツレシピづくり大会に向けての勉強会(学生16名、一般1名、引率2名 計19名)が開催され、三重大学大学院 地域イノベーション学研究科 三島 隆准教授による講義が行われました。

講義内容:

・エディブルフラワーの基礎知識

→ 日本での歴史、世界での文化(タイ、韓国、イタリア、ドイツ、その他ヨーロッパ)

・機能性、栄養成分 → 抗酸化能、ビタミン類、βクリプトキサンチン  など

・食品衛生

・売れる商品と売れない商品 → 「作品」として評価されるスイーツと「商品化」されるスイーツ

 

④12月には本選が実施され、10月の勉強会に参加した4校6チーム、高田高等学校、久居農林高等学校、三重短期大学(2チーム)、三重大学(2チーム)で商品化をテーマとしたスイーツで競われました。

☆久居農林高校が総合点1位で最優秀賞、三重短期大学Aチームが総合点2位で優秀賞、高田高等学校はエディブルフラワー賞、三重大学Aチームは審査員特別賞を獲得しました。

4)FFCビレッジを起点とする地域活性化に関する研究開発では、平成28年度においては、これまでの研究成果をもとに、さらに新たな視点も加え実施することとし、伊勢別街道を軸に「高野尾を基点とした湯元榊原館、猪の倉温泉など他地域との連携による文化・観光交流」や「6次産業化を目指した“ヨモギ栽培”」について研究会の設置、「サトイモ品評会」などを通じた地域の特産物づくりの取り組みなどを進めています。また、朝津味研修室では環境、食育、健康、文化風土についての“学びの場”を開催していくこととしています。